Saturday 7 June 2014

TOMONAGA's Super Multi-time Theory by NISHIJIMA Kazuhiko

From Print 2012, Chapter 13 

疲れたときは雑誌を拾い読みした。或る日、最新号の後ろにあるバックナンバーを見ていたら、西島和彦の文章があった。西島・ゲルマンの法則で知られる彼の死が報じられたのはしばらく前ではなかったか。時間があっという間に過ぎて行く。ひとつの時代が終わる。それならばこの文章はほとんど彼の遺作に近いのか。

西島は言う、ディラックはシュレディンガー方程式に多数の時間変数を入れて自由な電磁場を導き、朝永はさらに電子場に自由を与えて、そこに空間内に独立する時間変数を入れて座標系に依存しない方程式を導き、超多時間理論を築いた、と。西島はさらに進めて、ディラックによれば、未来の超曲面C2のベクトルが現在と未来の二つの超曲面C1とC2とに依存し、そこに働く関数がC1からC2までを積分することで与えられる、と記していた。

すなわち或る状態を閉ざされた時間で積分すると、未来のひとつの時間が確定し表記される。これは、漢字の図形に対して、内在する閉ざされた時間を設定すると、ひとつの意味が確定することと近似する。ディラックの理論は言語へと延伸できる。言語は物理で表記できる。


Source: Tale / Print by LI Koh / 27 January 2012 

References: TOMONAGA's Super Multi-time Theory / 25 January 2008 
                         Time of Word / Complex Manifold Deformation Theory / 1 January 2009
                         Quantization of Language / Floer Homology Language / 24 June 2009
                         Conjecture for synthesis of meaning in word /SRFL / 29 September 2013             

 
3 June 2014


    

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